インプラントの費用は高額です。セラミックの指し歯等よりも、最先端の歯科医療技術だからでしょうか?
《インプラント治療の保険適用について》
原則として、健康保険の対象にはなりません。
例外的に、国の高度先進医療の承認医療機関となっている
日本歯科大学病院、
東京医科歯科大学病院(東京都文京区)など、全国で10ほどの医院は
健康保険が使えます。
ただし、保険の範囲は一般的な診療部分のみであり、高度先進医療部分についてはやはり健康保険の適用はないんです。
とはいえ、高度先進医療の承認医療機関以外でインプラント治療を受けた場合、治療前のカウンセリングなどの一般的な診療部分についてもまったく保険がきかず、最初から最後まで全額自己負担となるので、それに比べればかなりインプラント費用は抑えられると思います。
《インプラント費用の内訳》
ひとつはインプラントのオペ費であり、これは人工歯根部を作るのにかかる費用です。
そして、もうひとつは上部構造、補綴物の費用であり、これは人工の歯冠部を作るのにかかる費用です。
インプラントにかかる費用は、施術機関がそれほど多くないこともあって、医院によって様々な料金体系があります。ただ、基本的にこの2点をおさえておけば、おおよその費用がわかると思います。
インプラント・費用、料金の見かたを事前に知っておけば、高額な治療費をふっかける病院を避けることができますね。インプラントの費用の内容をよくみることが大切です。
費用の内容は、各病院によってが異なります。ここでは、よくある表記をもとに、インプラントの費用の見かたを解説します。
《インプラントの費用の表示のしかた》
ひとつは金額がまとめて表示されている場合。
これは、インプラント1本あたり○○円のように記載されています。
もうひとつは内訳が示されている場合。
これは、インプラント1本あたり○○円、上部構造○○円のように、各内訳が記載されているものです。
金額がまとめて表示されている場合には、上部構造などインプラント以外の費用が含まれているのかを確認しましょう。
一般に上部構造は、数万〜十数万円かかりますので、上部構造を含む、含まないによって、治療費の総額は大きく異なります。
上部構造が含まれていない場合には、事前に上部構造の費用の確認を行ない、インプラントで歯を回復するためにかかる総額を把握しておくのがよいでしょう。
《その他の確認点》
その他にも、術前の検査、相談の際にかかる費用や、術後の定期健診の費用などが必要になるので、見積の際は多少の上乗せを覚悟しましょう。
また、実際の治療にあたっては、治療する歯の本数、歯の質、噛み合わせ、骨の状態、歯周組織の状態、回復力などが、一人ひとり異なるため、必要な検査、処置、薬品、材料等、治療期間等には、どうしても個人差が生じます。
※
やはりインプラントの費用は、個々の症例によって必要な処置が異なるため、一律に提示しにくい性質があるのも確かなのです。
正確な費用をインプラントを行なう歯科医師の先生と相談して、確認することが大切です。
これが、トラブルにならない最善の方法でしょう。
とかく直るならいいと思いがちですが、しっかりと金額総額については聞いておきましょう。